ホテルでお料理
フィージーとかパラオとか、必ずしも実験施設があるところばかりがフィールドではないので、とりあえず電気と水さえあれば試料の予備的な処理ができる荷物をかついてでかけます。
水の懸濁物を集める為の小さなポンプとホットプレートは必需品です。安定同位体を測る試料は、このホットプレートで55℃くらいで乾燥させて、日本に持ち帰ります。
電気も水もないところだと、天日干しでも何とかなるし、場合によってはホルマリンサンプルでも話が書けるのが、安定同位体分析の強みです。
左の四角の物がポンプです。こうやって濾過して、濾紙を上の写真のようにホットプレートで乾かします。